AE86レストア(内装クリーニング、ヒーター廻り等)

⑥AE86レストア

仕事の合間に徐々に進めて参りましたが、やっと内外装がほぼ完成しました☆
今回は内装の作業を書いてみたいと思います。

もともとフル内装の86なんて乗った事が無く当然残っていないので、実質内装を確保出来て
いるのは前側のみです・・・。
それでも純正シートやルーフライニング、ダッシュボード等は以前から保存してあったのと
3年前に購入した部品取り車に着いていたので、それをクリーニングやリペアしながら使います。

86のシートをクリーニングする事って無かったので、今回昨年末の作業の時に一緒にやって
みました☆35年近くの汚れ・・・凄まじい・・・。
洗浄水が真っ黒になりましたその分シートはかなり明るくなりましたね~。

ついでにルーフライニングもクリーニング!
写真ではあんまり変化が分かりにくいですが、取り付けた時に室内の明るさが違う気がします☆

続いてヒーター廻り、不具合が何点かありました。
①ヒーターコントロールパネルワイヤーの破損
②ブロアーモーターの汚れと内外気循環切り替え板、ダクトのスポンジ劣化

各部品を掃除しながら作業を進めて行きます!
色々調べてみたら、まだ部品が出ることが判りました良かったです。
色んなサイトに出ていますが、まあまあな価格設定(笑)
近くに部品共販があるひとは自分で注文したほうが断然安く購入できますよ。

左側4本がコントロールワイヤー 右側の4部品はドアの開閉を確認するカーテシスイッチとそのクッション

久々の作業だったのと、プラスチックのクリップが割れたりするトラブルに焦って
細かい写真を撮り忘れました・・・すみません。

ざっくり書いて置くと
ブルーのケーブル:エンジンルームのヒーター切換え弁に繋がる(温度調整用)
白のケーブル:送風パターンの切り替え弁に繋がる
黒の短いケーブル:ヒーターコアの蓋に繋がる(温度調整用)
黒の長いケーブル:ブロアーモーターについている内外気循環切り替え弁に繋がる
です。

ワイヤーを固定している樹脂のクリップが大抵破損するので、その時はタイラップで
止めてしまえば何とかなります。
ただ、コントロールレバーを止めているクリップが割れると回転軸が固定出来なくなる
ので脱着する時は温める等して破損させない様に気を付けてください。

ちなみに細かいクリップ等はコントロールパネルとアッセンブリーのようなので、
恐らく単品が出ないです、かつパネルも廃盤のようなので、予備がある方はストックしておきましょう。僕も一個は部品取りで残してあります。

各ワイヤーを取り付けた状態

続いてブロアーモーターの分解、清掃、スポンジ張替えです。
古い86の送風をオンにすると埃と一緒にこのスポンジ屑が飛んで来て目に入ります(笑)
しっかり掃除して、スポンジもホームセンターで購入してきた物で代用しました。
そんなに熱がかかる場所ではないので、これでいいかな~と。
あとは、ブロアーモーターも作動するか確認し、無事元気に回転してくれました☆

ブロアーモーターの清掃とスポンジ張替え前後

ダクトの接合部のスポンジもボロボロだったので、張替え。

センターに繋がるダクトのスポンジ張替え後
ダクトやコントロールパネルを付けた状態

すべてクリーニングやリペアが終わったので、ダッシュボードまで取り付け☆
写真の中心に映っているエアコンレス車用のダクトがつい最近廃盤になったようです・・・
(ノビーブースさんのオンラインショップに書いてありました)
ぼくはノビーブースさんでおととしに買ってありました、良かった~。

なんか順調そうに書いてあるのですが、手順を間違えてなんども脱着したり、送風切り替え弁の
レバーがワイヤーを付けた時に折れて修理したりと踏んだり蹴ったりでした。
あまりにも疲れたので、取り付けた後の写真を撮り忘れました・・・。

僕もここまでヒーター廻りや内装に時間と手間を掛けたことが無かったので、いい勉強になりました。

そして、とうとう最終工程にはいりました☆
今回も長文にお付き合いいただきありがとうございました。

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